東北海道ぐるっと一周ルート1
2007/08/18・19

札幌から新冠・天馬街道経由で釧路へ行きます。さらに足を伸ばして根室へ行き、そのまま知床を目指して女満別へ。屈斜路湖と摩周湖を裏から望みます。
夜の釧路から夜明けの根室まで一気に走り、今が旬の花咲ガニを堪能します。知床への途中では野付半島で消えつつあるトドワラに感動。世界自然遺産の知床では大自然のすばらしさに感動。屈斜路湖・摩周湖の裏舞台も表舞台と同様にすばらしい絶景。女満別は美瑛に負けず劣らずのメルヘンチックな風景、網走湖のしじみの味も堪能。東北海道は見どころ・食べどころ満載!何日あっても足りません。
札幌市内から10時間程度で根室です。
新冠・静内方面の立ち寄り定番、道の駅サラブレッドロード新冠です。
 
釧路の幣舞橋です。夜はライトアップされていてきれいです。この周辺は釧路のウォーターフロントで見どころ・遊びどころがたくさんあります。
 
北海道最東端の納沙布岬です。晴れていればご来光が拝めるのですが残念ながら曇っていて見えませんでした。
 
納沙布岬の「望郷の岬公園」には北方領土返還を祈念した「四島のかけ橋」というシンボル像があります。近くに行くとけっこう大きくて高さ13mもあるそうです。その横には全国の都道府県から北方領土返還の願いを込めて寄せられた石で北方領土へ再び帰る道を表現した「希望の道」があります。北方領土返還への思いは願いがかなうまで続けられます。なお、ここのトイレは地元の特産である花咲ガニをデザインしたものなのだそうです。
 
納沙布岬から根室へ向かうオホーツク海側は広い草原のようになっていて馬が放牧されています。近くには「北方原生花園」もあり、約30種類もの花が春から秋までの間咲き誇ります。
 
花咲岬の「根室車石」です。放射状に発達した直径6mもある玄武岩。世界的にも貴重な形状の岩で、国の天然記念物にも指定されています。ここのトイレは「根室車石」をデザインしたものになってます。
 
太平洋に突き出した台地状の岬で絶景の落石岬へ行こうと向かいましたが途中から砂利道のため落石湾からの眺めです。落石岬が遠くに見えます。
 
ここは根室にある道の駅「スワン44ねむろ」です。すぐ裏には野鳥の宝庫「風蓮湖」があります。朝から何も食べていなくおなかが空いたので何か食べるものはないかと探していたらありました。すぐ隣のお店においしそうなものが。根室といえば花咲ガニ。しかもちょうどシーズンのまっ最中で、浜ゆでのおいしい花咲ガニを注文。ていねいにさばいて食べやすくしてくれました。1匹まるごと1200円でけっこうおなかいっぱいになります。おいしいお茶もいただいてとっても満足。
 
根室のそばの別海にある白鳥台です。ここには冬になると数千羽もの白鳥が飛来します。冬にはここからの朝日が四角く見えたりするそうです。
 
別海にある野付半島です。ここは海流によって運ばれてきた砂が堆積してできた28kmにもおよぶ砂嘴です。細長い野付半島は左右どちらを見ても海に挟まれています。
 
野付半島は「トドワラ」が有名ですが、ここはミズナラの木が立ち枯れて白骨化したようになった「ナラワラ」です。はるか遠くに見える林が「ナラワラ」です。
 
「トドワラ」を通り越して野付半島の先端部、道道950線の起点です。ここから先は一般立入禁止になってます。
 
「トドワラ」への道は遊歩道が整備されていて歩きやすいですが、駐車場があるネイチャーセンターから「トドワラ」の看板までは20分くらい歩きます。楽にゆったりと楽しみたいなら有料で馬車もあります。
 
「トドワラ」は木道が整備されていて歩きやすいですが幅が狭いので人とのすれ違いには止まって相手を先に通したほうがいいです。
 
これが「トドワラ」です。トドマツ林が海水と潮風によって立ち枯れたもので年々風化が進みいずれはなくなってしまうようです。きれいとかすばらしい景観というわけではありませんがいずれ「トドワラ跡地」となるであろうこの奇観は「トドワラ」が存在しているうちに見ておいたほうがいいです。
 
「トドワラ」のネイチャーセンターの前の海には国後島が見えます。野付半島から国後島は16kmと、とても近いのです。
 
羅臼国後展望台からの眺めです。ここからも国後島を見ることができます。反対側をみるとそこは知床連山のすばらしい景観があります。。
 
羅臼のマッカウス洞窟の「ひかりごけ」。ここはドラマ「北の国から」で純と結がデートをしたところでも有名。ひかりごけが光るのは外からの光が苔の細胞に光が反射して光っているように見えるそうです。見る角度によっては全く光りません。なんとも神秘的です。
 
知床横断道路です。頂上に駐車場があるのみで途中に停めるスペースはありません。とても景色がすばらしいので颯爽と走るよりはゆっくり景色を眺めながら走るというのがおすすめです。
 
知床横断道路の頂上の知床峠にある駐車場です。トイレしかなく売店などはありません。ここからの眺望はまさに絶景です。目前に羅臼岳がせまり雄大な大自然を満喫です。
 
知床五湖への途中で知床連山を望みます。ここの自然はすぐ目の前まで迫ってきます。鹿もすぐ目の前まで迫ります。
 
知床五湖の駐車場に到着。ここは世界遺産のど真ん中で、自然を壊すような行為は絶対禁止です。なお、自然に生息している動物たちの生態系を崩すようなことも厳禁です。この日はクマ出没中につき二湖までの見学です。
 
知床連山を望みながら遊歩道を進んでいくと一湖が見えてきます。流入出する川は無く、透き通った湖面に山や空が映ってとてもきれいです。
 
さらに奥へ進んでいくと五湖の中で一番大きな二湖が見えてきます。ここから先はヒグマ出没中につき立ち入り禁止。
 
この案内図を見ると二湖のほんの一部を見ていたということがわかります。三・四・五湖も見てみたかったけどクマに迷惑はかけられません。なんせここは世界自然遺産なのですから。
 
ウトロから斜里へ向かう道路沿いには有名な滝があります。一つ目は「三段の滝」です。広い駐車場もあり小休止にいいです。
 
こちらは「オシンコシンの滝」です。二筋に流れるために別名「双美の滝」とも呼ばれています。夏でもこの水量ということは春先の雪解け時期はきっとすごい迫力なのでしょう。駐車場もあって売店やトイレも完備。
 
ここで日も暮れて曇り空の隙間から夕日が。本日の終点です。おなかも空いたのでイカ納豆そばで腹ごしらえ。
 




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