寿都・島牧・瀬棚方面ルート
2007/09/16

札幌から雷電海岸・寿都を経由して島牧の賀老の滝へ行きます。さらに茂津多海岸を通って瀬棚へ。
小樽から函館への日本海側ルートの「日本海追分ソーランライン」は険しい海岸線の絶景がすばらしいルートです。島牧の「賀老の滝」はピクニック気分で行くような簡単なところではありません。登山をするような準備をして複数グループで行かなければ危険なところです。
札幌から3時間程度で島牧です。

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雷電海岸の絶景です。ここは義経伝説の地として有名。右の写真の雷電岬の先端の先がとがった岩が、弁慶が太刀を掛けたとされる刀掛岩。
 
寿都と島牧の境界線にある弁慶岬。弁慶が同志の義経を待ちわびていた岬という伝説があります。夕暮れ時には絶好の夕日ポイントです。
 
日本の渚100選に選ばれた美しい海岸線が4kmに渡って続く江の島海岸です。海岸ではメノウやジャスパーなどの鉱石を見つけることができます。
 
国道229号線から、いよいよ賀老の滝への山道へ入ります。千走川沿いを快適に走っていくと千走川温泉があります。そこを右に曲がってすぐに道は細くて険しい山道となります。途中にはダートも現れて行く手を阻みます。
 
しばし山道を走ると、やがて高原へ出ます。そこが賀老高原です。広い駐車場がありますがほとんど誰もいない状態で、ここで車が故障しても携帯もつながらないので誰も助けを呼ぶことができません。
 
賀老の滝の散策路までの道路は舗装されていて散策路の入り口までは車で行くことができます。途中あちらこちらに熊注意やらクマ出没注意などの看板があって、スリル満点です。
 
散策路を下っていくと途中は急坂があったり、巨大な岩があったり、がけから落ちそうになったりと軽い気持ちで行くと恐ろしい目にあいます。特にこの日は前日までの雨の影響で足元が悪く滑りやすい状況できちんとした装備で行かないと危険な状態です。
 
「賀老の滝」です。日本の滝100選にも選ばれた名瀑で、高さ70m、幅35mと北海道最大級です。松前藩の財宝を龍が守護しているという龍神伝説があり、別名「飛龍」とも呼ばれています。
 
すばらしい滝を見てマイナスイオンたっぷり浴びた後は、険しい山岳登山が待っています。何度も休んで大自然の景色を堪能しながら上ります。
 
やっと駐車場まで戻ってもうへとへとになりながら、こんどはすぐ近くの「ドラゴンウォーター」へ行きます。ここにも熊出没中注意の看板が。
 
ドラゴンウォーターへの道は案内が出ていてわかりやすいのですが、前日の雨の影響で川の水かさが増えていて湧き出しているところも水没していて残念ながら汲むことはできません。
 
島牧から瀬棚へのルートは険しい海岸線が続きます。茂津多トンネルは1974年に完成した赤いカラーリングが特徴のトンネルで長さが完成年と同じく1974mです。ここからわき道で日本一高い茂津多岬灯台へ行けるのですが急勾配のダートのため断念。
 
茂津多トンネルから瀬棚へ少し行くと藻岩の滝があります。直瀑の滝で春先の雪解け時期には迫力ある滝になるようです。
 
長万部の「浜ちゃんぽん 三八飯店」で腹ごしらえ。本日の終点です。「浜ちゃんぽんの塩」を注文。エビ、丸ごと一杯のイカ、たくさんのワカメ、ウニ、ホタテ、ホッキなどで、麺が見えません。この具にはやはり塩味ですね。
 




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