黒松内・新見峠・ニセコ方面ルート
2007/09/29

黒松内から蘭越を通って新見峠を経由してニセコへ行きます。
まだ紅葉には少し早くて残念ですが、新見峠は全線舗装のワインディングで景色もすばらしく気持ちよく走れます。ただし部分的に道幅が狭いところがあります。
黒松内から2時間程度でニセコです。

※写真クリックで拡大表示
道の駅くろまつない トワ・ヴェールUです。おしゃれな建物で、ここのパンもなかなか評判です。ほかにトワ・ヴェールのハム・ソーセージもあり、黒松内のおいしさ満載です。
 
蘭越から新見峠へ。程なく進むと道幅が狭くなってきました。道路わきは山々と渓谷ですばらしい景色が広がります。
 
また少し行くと道幅が広くなり、このあたりは拡幅工事が行われています。この新見峠には明治45年創業の新見温泉があり、このあたりの渓谷は新見渓谷と呼ばれています。このあたり一帯は新見という地名が付いていて温泉の経営者が新見さんです。つまりこの地区の開拓者の名前がそのまま地名となったようです。
 
さらに進むとどんどん標高が高くなっていきます。拡幅工事が完了したあとはニセコパノラマラインと近いこともあり、絶好のドライブスポットになるでしょう。
 
新見峠の頂上です。ここはニセコ山系の登山口にもなっていてたくさんの登山者がいます。ここから神仙沼までのルートが人気です。
 
頂上から少し走ると岩内の海が見えてきます。もうすぐ先はニセコパノラマラインと合流です。
 
ニセコパノラマラインを下ると途中に大湯沼があります。ここは木道も整備されていて沼の周囲を一周できます。足湯もあるのですがシーズン終了でだいぶくたびれています。
 
この沼は直接地下水が加熱されてできる通常の温泉とは違い、沼の底から120度もの噴気ガスが出ていてその温度で沼の水が加熱される非常に珍しい温泉です。明治以前の昔は数メートルの噴湯が定期的に起こる間歇泉だったようですが鉱山会社による硫黄汲み上げの影響で構造が変化し、間歇泉が失われたようです。沼の表面には学術的にも珍しい黄色球状硫黄が浮かび、白い湯気と硫黄の匂いが立ち込め、独特の雰囲気を醸し出しています。
 
シーズンも終わり時間も遅かったので、この次はいい時期にもう一度来たいです。本日の終点です。
 




Copyright(c) 2006 Esprit World , All rights reserved